

5月22日オピニオン21に掲載して頂いております
(上毛新聞社転載許諾済)
この記事が掲載される頃には復帰できているであろうと抱いていた期待通りにはいかず
原稿を書いていた時もいまも変わらず複雑な心境ではありますが
本人も私達大人も辛く悲しく悔しく切ない思いを沢山しました
まだしばらく辛抱が必要なようで、
親子共々“我慢”という名の修行をしています。
…あぁ、くるしい。早くここから脱出したい。笑
そんな気持ちでいっぱいですが
いまできることに精一杯取り組むしか方法は見当たりません
成長期のお子さまの親御さま・指導者の皆さま
スポーツに励むこども達がケガや故障で苦しい経験をすることを極力減らす為にも
日頃のお子さまの様子をよく見て
そして、その都度必要なケアをしてくださいませ
成長期真っ只中の彼らの骨や筋肉は日々の成長に加え、
スポーツなどの練習による負荷がかかると
そのダメージに対する回復力と日頃の成長期に必要な栄養や休息等と合わせて
単純に考えても約二倍のエネルギーを必要とします
スポーツをしていなくても成長期のこども達の身体の土台を育む為には
①食事(栄養)②運動(活動)③睡眠(休息)の三つは最低限必要なことで
この三つのバランスが崩れるとケガや故障あるいは不調が生じてしまいます。
今回の我が家の長男のケースでは②の睡眠(休息)が十分にとれていなかったことが引き金となり、この①②③の三つのバランスが崩れてしまったようです。
高学年になるにつれて練習量が増え、それに対して運動前後の身体のケアが不足していました。
身体が硬い長男はストレッチをやるように促しても“イテテテテ”と、ちょっとやってすぐにやめて寝てしまうというパターンが続き
恥ずかしながら、元フィットネスクラブでインストラクターをしていた私ではありますが、
練習の風景を見ていても特に痛い・辛い・苦しそうといった状態は見受けられなかったので
“さすが、若いと寝て回復するのね”なんて、甘く見てしまいました。
思い返せばこれまでまったく運動とは無縁の生活を送っていた彼にとって、この二年間の競技経験はかなり負担がかかっていたのだろう。
練習の頻度や試合のスケジュール・県外への遠征など、大人にとっても中々ハードなスケジュールの中、本人も夢中になり競技を続けてきた。
さぁ、これからが本番。自分達の代になり本腰を入れるタイミングでの故障の為
本人もあれだけ動いていたものを、ある日突然ピタッと“やめて下さい”といわれることは
精神的にもかなり負荷がかかっているにちがいない。
この間の心のケアももちろん気にかける必要があり、治療治療と緊迫して張り詰めた空気ではとても三ヶ月も過ごせない。
身体を動かせない間、果たして何ができるのか?本人とも一緒に考えよく話し合った。
ほんとうはやりたくて仕方がないバスケットを見ることが辛い時期もあったに違いない
“我慢が一番の治療”と言われ、それでもなんとか前をみて復帰できる日の為に今できること(ストレッチや治療)に専念している
今なお治療は続いており、私も日々のタスクに通院という事が加わると中々いままでのようなスケジュール感では動けず多少のストレスを感じている
(正直な気持ちで書いていますので…はい。けっこうな負荷が生じています。笑)
事前に防げたら…予防が出来たら…なんて事を《食》の分野では散々いっているくせに
こんな状況になってみて改めて①食事(栄養)②活動(運動)③睡眠(休息)の重要性を実感している
こども達自身が自分の身体のことを理解しセルフケアできることが一番最良の方法ではあるが小学男児には中々難しいように感じる
やはり、まずは我々大人から意識を変え《成長期のこども達がスポーツに夢中になるという事はどんなことに気をつけるべきか》ここを十分に理解しておく必要があるし
各家庭でのケアは必要不可欠なのだと感じる
今回の経験をもって、あらためて《食の大切さ》を伝える重要性はもちろんのこと
身体と心のケアについても伝える側に人間の役割として
私自身もこの経験を活かし人の為に伝えていきたいと感じている。
